【米国宝酒造様ご依頼企画】第二弾:人形製作編 “マッチョ”じゃない、リアルな体格を目指して

2025年12月1日

米国宝酒造様からのご依頼による模型製作プロジェクト、

第一弾の【酒造りの歴史リサーチ】を経て、

いよいよ第二弾、人形製作に入りました!

今回のテーマは「リアルな“蔵人”をつくる」こと。

…と一言で言っても、実はとっても奥が深いんです。


■ 現地を見てわかった「蔵仕事」の過酷さ

前回のリサーチで実際に訪れた灘五郷の酒蔵たち。

そこでは、明治〜昭和初期にかけての酒造りの現場が

リアルに再現されており、

蔵人たちがいかに過酷な環境で働いていたかを肌で感じました。

厳しい寒さの中、蒸し作業・仕込み・撹拌(かくはん)など…

重労働の連続!

まさに“肉体労働の極み”とも言える作業が、毎日早朝から繰り返されていたのです。


■ 「筋肉質=マッチョ」ではない!

今回の人形は1/50スケール。

でも、ただ「筋肉つければいいでしょ」ではリアルになりません。

当時の食事や栄養価、生活環境を想像すると、

「いわゆるマッチョ」な体型ではなく、

無駄な脂肪がなく、働き続けた体が自然に鍛えられた“隆々とした体格”

こそが、正解だと判断しました。

そんなリアルな造形を再現するには、

背中や腕の筋肉の張り、骨格の出方、体のバランスなど…

細かな表現にこだわる必要があります。


■ バックグラウンドを知ることが模型の精度を上げる!

「フィギュアを作るだけなら形をまねすれば良い」と思われがちですが、

その人が“どんな仕事をしていたか”を知ることが、説得力ある模型につながるんです。

今回は、歴史的背景を学び、

現地の雰囲気を感じ、

体の動き・使い方・衣服のしわに至るまで、

細部に意味を持たせた人形作りに挑戦しています。


■ 次回は完成ジオラマも?

プロジェクトは引き続き進行中!

最終的には、これらの人形を使った酒蔵ジオラマも予定しています。

リアルな蔵人たちが活躍するジオラマがどうなるか…

ぜひ今後の進捗もお楽しみに!